COMIC1 BS祭のお礼と新刊のリンク集

昨日、東京ビッグサイトにて開催されたCOMIC1 BS祭りに参加致しました。私どものブースにお立ち寄り下さいました皆様、誠にありがとうございました。深くお礼申し上げます。

 

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今回のCOMIC1 BS祭りでは新型コロナウイルスの蔓延防止を目的に入場の際の検温や手指の消毒、人数による入場制限も行われました。運営ならびにスタッフの方々のご苦労も相当なものだったと思います。一参加者として感謝致します。

久しぶりにイベントに参加したわけですが、やはり実際に人に会えるというのは良いものです。ビールに関する本を出したわけですが、見本を手に取って下さった方とごく短い時間であってもビールに限らず様々なお話が出来たことがとても嬉しかったです。思いがけず国産ウイスキー蒸留所の最新情報についてお聞かせ頂くなど致しました。小さなことかもしれませんが、今の世情に照らして考えるとこのような何気ない事柄の大事さを噛み締めます。

今回新刊として「ビールのスタイルと多様性、感性と言葉」というものを出しました。参加前に綴ったもので申し上げた通りですが、そもそもビアスタイルって何だろうとか、ビアスタイルガイドラインって何を目的に作られているのだろうとか、これまでに調べてきたことを下敷きに少しだけ私なりに概念的、抽象的な検討をしたものです。結論として言いたかったのは最後の部分で、ここにそれを少々引用しておきたいと思います。

 個々人の心の動きが言葉となってビールを形容し、それが多数に共有されてうねりを成す。(中略)ビールを中心にビアスタイルと人間の感性は相互補完的です。どちらかだけで成立はしないし、互いが影響しあっている。作り手と飲み手もまた補完的であることは改めて意識しておきたいところです。

購買行動、消費自体も広い意味ではコミュニケーションなのかもしれないけれども、もっと直接的で意義深いのは自身の感性で捉えたものを言葉にして伝えていくことであり、それに耳を傾けていくことなのではないかと思います。表現者にとって一番つらいことは否定、批判ではなく無関心や無反応なのではないか。最近つとにそんなことを思うのです。

さて、今回リリースした「ビールのスタイルと多様性、感性と言葉」には色々と参照したものを脚注に載せました。本という形式だとウェブ情報にアクセスしにくいので今回も以下に列挙致します。本文をご参照の上ご利用頂ければ幸いです。










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16 37ページ目参照
17 American Style IPAを参照
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新型コロナウイルス対策で制限はあるようですが、6月6日開催のComitiaにも参加を予定しております。今回出したものも持参するのでよろしければお手に取ってご覧になってください。皆様にお目にかかることを楽しみにしております。