スペイン初のトラピストビールがもうすぐ
トラピストビールがスペインにも生まれそうです!
国際トラピスト会修道士協会に加盟するスペインの修道院、サンペドロ デ カルデーニャ修道院がトリプルタイプのビールを作り始めたと発表しました。瓶内二次発酵させたドライなフィニッシュの7%のものだそうです。ITP(International Trappist Association、国際トラピスト会修道士協会)のビールの一覧にはまだ入っておらず、ATP(Authentic Trappist Product)のロゴは今後付与されると思われます。詳しくは修道院のHPと新聞などの記事の抜粋を御覧ください。
「トラピスト」という言葉はビールで非常に有名ですが、それだけではありません。以前、トラピストに関して幾つか書いたのでこれを機会に是非一度お目通しください。
トラピスト修道院は20箇所
アメリカ初のトラピストビールを作る修道院、セントジョセフからホリデーエール発売
トラピストの六角形ロゴマーク”Authentic Trappist Product”
トラピストの問題。今時、出家する若者がいるのか?
ちなみに、「トラピストビールを作る修道院は8箇所」と今日現在のwikipediaでは書いてありましたが、既に情報が古いです。以下にブランド名と国を挙げておきます。
Achel (アヘル・ベルギー)
Chimay (シメイ・ベルギー)
Engelszell(エンゲルスツェル・オーストリア)
La Trappe (ラ トラッペ・オランダ)
Mont des Cats (モンデカ・フランス※)
Orval (オルヴァル・ベルギー)
Rochefort (ロシュフォール・ベルギー)
Spencer (スペンサー・アメリカ)
Tre Fontane (トレフォンターネ・イタリア)
Westmalle (ウエストマール・ベルギー)
Westvleteren (ウエストフレテレン・ベルギー)
Zundert (ズンデルト・オランダ)
※モンデカは間違いなくITA加盟の修道院ですが、シメイにビールを委託して作ってもらっているのでATPロゴは付いていません。自身の敷地内で醸造しないといけない決まりになっているのです。
全然関係ないですが、トラピストビールにIPAもありますし、インペリアルスタウトもあります。これについてはノーコメントです(笑)