アメリカ初のトラピストビールを作る修道院、セントジョセフからホリデーエール発売

こちらの記事をご覧ください。アメリカで初めてトラピストビールを作る修道院、セントジョセフ(St. Joseph)からホリデーエール”Spencer Holiday Ale”が発売です。

え?アメリカにもトラピストビールがあるの?と思われた方も多いでしょう。あるんです、本物です。折を見てトラピストのことは詳しく書きたいと思いますが、今回は長くなるので、申し訳ありませんが割愛。

セントジョセフ修道院はアメリカ・マサチューセッツ州のスペンサーという場所にあります。google mapの通り、ど田舎です(笑)2013年の暮れ、国際トラピスト修道会(International Trappist Association、略してITA)からそのビールに対して”Authentic trappist product”マークを使用することが認められました。それ以後、同修道院は一種類だけビール(ビールの名前はスペンサー)を作っていました。今回遂に二つ目のビールが出たわけです。2015年9月にITAから二つ目のビールにもロゴを使用することが正式に認められています。アメリカ第二号のトラピストビールの誕生です。

さて、そのビールがどういうものか、本文の説明を見てみましょう。

Spencer Holiday Ale is dark, strong and delicately spiced with nine percent alcohol by volume. It is a little strong for a double, not exactly the classic dark Belgium ale, and is very drinkable with a touch of holiday spice.

ほのかなスパイスを感じる、度数9%のダークストロングエール。とはいえ、ベルギーのクラシックなダークエールとも違っていて、年末年始に向けてぴったりのスパイス感がほんのりのった飲みやすい仕上がり。

何とも気になるビールです。ただ残念なのは、地元のマサチューセッツ州のみの販売のようで、たったの5社しか取り扱いがありません。定番品の方もなかなか出回らないそうなので、このホリデーエールは更に入手困難でしょう。アメリカに行かれる方は是非探してみてください。差し支え無ければ、お土産に1本お願いします!!(笑)