「クラフトビールを仕事にしたいと思った時の業界俯瞰図」再販と文学フリマ

昨日は東洋経済オンラインへの寄稿記事リリースがあって、文筆活動のご連絡ばかりになりますが、今度の日曜日は文学フリマ東京に参加します。こちらは小説や評論、詩歌などテキスト主体の作品ばかりが集まるイベントです。絵心がなく、ものを書くしか出来ない私のような者にとっては非常に有り難い場で、2年ぶりの参加となりますがとても楽しみです。

先々週の6日におもしろ同人誌バザールに出て「クラフトビール プロレス化論」と題した新作を出しました。文学フリマでもこちらをご用意致します。また、先日の東洋経済オンラインでご紹介したビヨンドビールに関するものも2点お持ちします。Hard Seltzer And Japanはビヨンドビールの中でも最有力ジャンルであるハードセルツァーに関する各論と位置付け、Beyond Beer クラフトビールのこれからを考えるヒントを概論とお考え頂けると全体が分かりやすいのではないかと思います。見本誌もございますのでお手に取ってご覧くださいませ。

また、しばらく在庫切れしていたのですが、ちょっとお声がけ頂いたので一年ぶりに「クラフトビールを仕事にしたいと思った時の業界俯瞰図」を再販致します。こちらはクラフトビールを好きになって本気で仕事にしたいと考える方に向けた本です。現在、CRAFT DRINKSの本屋にもアップしましたのでご覧ください。

クラフトビールを仕事にしたいと思った時の業界俯瞰図

過去何度も就職に関する相談に乗ったこともありますが、クラフトビールの業界にどういうビジネスがあって、どう動いているのか、その中にどういうジョブがあるかということがあまり知られていません。業界に飛び込んでみたけれど、自分の希望と職業がマッチしていなかったり、予想もしなかったつまらないことで凹んだりしてその熱意や想いをシーンに還元できないようでは勿体ないと思うのです。クラフトビール業界と言えばブルワリーやパブが真っ先に思い浮かぶだろうけれど、その他にも色々とあってその関わり方は複雑だということはもっと知られるべきことだと思います。

そういう意味でシーンの状況を産業、ビジネスという視点で一度俯瞰、概観しておくことは決して損ではないはずです。私の駆け出しの頃には無かったけれど、今も無いというのは流石に良くないのではないかと思ったわけです。私がその役割に相応しいのかどうかは分かりませんが、無いのだからとりあえずやってみようと筆を執りました。今どこまで来ているのか、どこまで広がっているのかを知るきっかけにして頂けたら嬉しいです。加えて、その中で自分をどこに位置づけようかと考える手助けになるならばこの上ない幸せです。

文学フリマではこんな本をはじめ、ビアスタイルに関するもの、軽めのエッセイ風のものなど色々ご用意致しますのでご覧ください。皆様にお目にかかるのを楽しみにしております。

【イベント詳細】
文学フリマ東京35
2022/11/20(日) 12:00〜17:00
入場無料
東京モノレール 流通センター駅 東京流通センター第一展示場・第二展示場Eホール アクセス
出店者一覧
CRAFT DRINKSは第一展示場 の「 W-07」です