醸造所はSNSを活用しよう、という話 4

昨日からの続きです。まだ読んでいらっしゃらない方がおられましたら、是非お目通しくださいませ。これまでの内容を踏まえて進めて参ります。

醸造所はSNSを活用しよう、という話 1
醸造所はSNSを活用しよう、という話 2
醸造所はSNSを活用しよう、という話 3

SNSは基本的に無料で利用でき、やらない手はありません。しかし、やみくもにやれば良いというわけでもなく、各SNSの特性に合わせた運用が大事だということを見てきました。今日はtwitter(ツイッター)についてです。

USING SOCIAL MEDIA TO BENEFIT YOUR BREWERYというBAの記事のtwitterに関する部分を引用してみます。

Twitter
Twitter is best for capturing news and events in real time. Use it for taproom updates, event announcements, job postings and overall interacting with your fans. You generally aren’t fighting an algorithm like you are on Facebook and Twitter.
タップルームの情報更新やイベントのお知らせ、スタッフ募集など、ツイッターはリアルタイムに情報を届けるには最高のものです。

前回までに見た2つのSNSと違って即時性があるのがツイッターの特徴です。facebook、instagramと違って時系列的にツイートが流れてくる、つまりフォローしてくれている人には投稿のタイミングで配信されますので、その瞬間にインパクトのあることを出していくにはとても便利なものです。140文字という制限はあるものの、今では写真や動画も投稿出来ますしハッシュタグも付けられます。運用によってはかなり面白いと思います。たとえば、タップルームのある醸造所であればハッピーアワーの告知やフェスティバルでの限定品開栓の案内、ブログ更新のお知らせなど、リアルタイムで配信することが出来ます。

BAは「ファンに繋がるハッシュタグを見つけて、ツイートにそれを使うこと」と「継続的に特定のハッシュタグを使うこと」を勧めています。ただ投稿するだけでなくて繋がる要素を入れるべき、ということなのでしょう。どんなものが良いのか、これはやりながら試行錯誤して見つけていくしかないように思われます。コツコツやるしかないですね。

えー、即時性があるってことは狙った時間に出さないといけないってことでしょ?毎日スケジュールも違うし、それは無理。。。

なんてこともあると思いますが、予約投稿も出来ますし、HootsuiteBufferなどのSNS運用アプリで管理するのも良いかと。SNSもアプリも無料ですしスマートフォン1台で完結出来るのですから、使い倒すべきかと思います。

140文字という短い文量であるためにURLをそのまま貼り付けると相当文字数を使ってしまい、本来書きたかったことが書けなくなってしまうことがよく起こります。たとえば、イベント会場の地図をリンクしようとgoogle mapのURLを貼ろうとしたら、死ぬほど長くなってしまうのです。(お時間ある方は試しにやってみて下さい。)そんな時はURL短縮サービスを利用するのも一つの手です。たくさんのサービスが公開されていますが、有名なものを2つ以下に挙げておきます。「短縮したいURLを入力、「shorten」ボタンを押して短縮されたURLをコピーして使うだけ」と使い方もものすごく簡単なので、ご活用を。

Google url shortener
Bitly