ポートランドブルワリー体験記 Back Pedal Brewing
初日は時差ボケもしんどくて結構きつかったのですが、「ポートランド来たんだし、行くしかない!」とたくさんのブルワリーを周りました。今回から一軒ずつご紹介して参ります。初回はBack Pedal Brewingです。
Back Pedal Brewing(バックペダルブルーイング)は10barrelの真横にあるブルーパブ。美味しいビールだけでなく、お客さん達やパブスタッフと話していると有益な情報を得ることも出来ました。
自転車の盛んなポートランド。ビール片手に大勢で自転車に乗る、”Brewcycle(ブルーサイクル)”という乗り物もあります。Back Pedalはこのブルーサイクルで有名なお店で、店内に3台も置いてあります。店内飲食用のテーブルとして営業時間中は使われています。
BrewCycle from Sproutbox Media on Vimeo.
タップハンドルの写真の続きを見て頂きたいのですが、タップの裏側が醸造設備になっていて脇に回るとガラス越しに中を見ることが出来ます。サイズはなんとたったの3バレル。350Lほどの極めて小さい設備でした。日本のブルワリーよりも小さいかも。
そうそう、アメリカのブルーパブに行くなら必ずこのフレーズを覚えておきましょう!
“Can I take a sip?”
これは「ひとくち試飲してもいいですか?」という意味で、大抵無料で少量テイスティングさせてくれます。その中で気に入ったものがあればグラウラーで持って帰るなり、その場で飲めば良いです。今回幾つか試飲して、Hood Riverという少し離れた地域のpFriem(フリームと読みます)のサワーIPAをオーダーしました。ゲストビールでしたが、激しく美味。まだ出来て数年のブルワリーながら実力は相当なもの。IPAだけでなくベルジャンスタイルも多数あり、バレルエイジもあるそうです。素晴らしい滑り出しとなりました。
毎年9月末あたりに“portland fresh hop beer fest”という採れたてホップ仕込みのビールがたくさん出品されるお祭りがあります。飲んでいたお客さんに紹介されて「行けばいいのに〜」なんて言われましたが、今回スケジュール上不可能で・・・残念。ポートランドに行く方は是非!
※追記
先程ご紹介した「ひとくち試飲していいですか?」の表現はとある醸造所の方に教えてもらったもので、実際こう言って困ったことや通じなかったことはありません。しかし、先程他のネイティブの方から”Could I get a little sample [of that], please?”、または”Could I get a little taste [of that], please?”が良いとご指摘頂きました。こちらの方が丁寧な感じがしますね。追記しておきますので参考になさってください。