ビールとフードのペアリングに関する一つの見解
ワクワクする対談。少々長いですが、字幕も出ますので是非。(まだ翻訳精度が低いので、英語字幕の方がいいかもしれません)
左の二人は現代クラフトビールシーンのキーパーソンたちです。左はDaniel Burns氏。アメリカにワインではなくビールをメインに据え、ミシュランの星を取ったレストランがあります。それがブルックリンのグリーンポイントにあるLuksus(ルクサス)。そのオーナー兼シェフが彼で、世界最高のレストランと称されるNoma出身の方です。
中央はミッケラーのMikkel氏の双子の兄弟、Jeppe Jarnit-Bjergso氏。ルクサスに併設されるビールバーTørstのオーナーでもあり、Evil Twinというファントムブルワリーも運営しています 。
右はニューヨーク在住のフードライター、Joshua David Stein氏。
こちらの対談は3人の共著”food & beer”について行われたもので、非常に示唆に富んでいると思います。ちなみに本はこちら。英語ですが、日本のAmazonでも買えます。
ここ日本においてビールとフードのペアリングという考え方はまだまだ浸透したとは言えませんが、挑戦しがいのあるトピックであるのは間違いないでしょう。ビアパブなどの提供側からガンガン提案して頂きたいところです。但し、自由度の高さがビールの良いところでもあり、あまりにかっちりしたものにしてしまうとカジュアルさを損ねる気もします。精度の高いペアリング構築もなかなか難しいでしょうが、その立ち位置のバランスもまた難しいかもしれません。料理人の方やソムリエのご意見をぜひ頂きたいところです。