「とりあえず」のレベル向上がキーワード!

夏真っ盛り、仕事終わりのビールが旨い。そんな時、どんなビールを召し上がっていますか?

クラフトビールの流れで言うとIPAがとにかく人気なのですが、実は近年「ピルスナーをはじめとする”すっきりラガー”への回帰や再評価」を聞くようになってきています。以前こちらでこんなことを書きました。

ミレニアル世代を代表として「せっかく飲むなら非大手のこだわりのものを」という意識が広がっており、皆さんクラフトビールを意図的に手に取るようになってきています。

(中略)

IPA人気は未だに高いのですが、旧来のクラフトビールファンではなく、苦いものが得意ではない新しい層もマーケットでは最早無視できない規模となっています。「クラフトビギナー」とでも言うべき方々も重要な顧客であると認識し始めているわけです。

(中略)

食事との相性なども考慮したトータルフードエクスペリエンスとしてピルスナーを始めとするすっきりとしたラガータイプの再評価や回帰の流れも一部に見られます。(最近あまり聞かなくなりましたが、数年前までホッピーピルスやIPLを盛んに押していた時期もありましたね。ギークとビギナーを繋ぐ為の折衷案だったのかもしれません。)

いくつかセグメントを分けて論じなければなりませんが、ライトでドリンカブルだけれど大手のものではない、クラフトらしいツイストの効いたすっきりラガータイプはこれから新しい流れの一つになってくるのかもしれません。

自分自身のことを考えてもそうなのです。仕事終わりに「あぁ〜、とりあえず一杯何か飲みたいなぁ」と思った時、疲れた体にいかついDIPAはしんどい。とはいえ、ジュースや烏龍茶ではダメだし、大手のピルスナーは何だかなぁ・・・なんて思うことはしばしばあります。21世紀的な新しい意味合いでの「ネオとりあえずビール」としてメキシカンラガーをCRAFT DRINKSが押したいのはそういうことなのです。シーン全体を俯瞰しても「とりあえず」のレベル向上がこれからのキーワードだと考えております。

このような背景のもと、CRAFT DRINKSではアメリカ・オレゴン州のフルセイルブルーイングのメキシカンラガー”Sesion Cerveza”(セシオンセルヴェッサ)をご紹介して参りました。クリーンで重くなく、でもちゃんとモルトの味わいのするぎりぎりまで細いビールって実はなかなか無かったと思います。普段のビールライフをちょっとだけリッチにしてくれるセシオンセルヴェッサ、まだお試し頂いていない方はどこかで是非一度召し上がってください。

その上でCRAFT DRINKSがこの夏自信を持ってオススメしたいのがこちら。フルセイルブルーイングの新作”summa’ time lime lager”(サマタイムライムラガー)です。

フルセイルのパブシリーズから、人気のメキシカンラガーにライムを加えてより爽快感を生み出した”summa’ time lime lager”(サマタイムライムラガー)が夏の限定品としてリリースされました。フルセイルらしいクリーンで雑味のないボディにライムの青々しい風味。軽やかな酸味は夏の暑い日のリフレッシュドリンクにはぴったりです。ベースがメキシカンラガーなので飲み疲れることもなく、さらっと召し上がって頂けるのではないかと思います。もちろん食中酒としてもオススメです。ライムが元々入っているので油っぽい口をさっぱりさせてくれます。4.5%という軽さなので男性・女性問わず楽しんで頂けるでしょう。マルガリータのように少し塩を合わせるのもアリですね。キリッと冷やしてお召し上がり下さい。泡の加減で香味が変わるので注ぎ分けるのも楽しいですよ。

CRAFT DRINKSでも実際に試飲しておりますが、本当にすっきりしていて美味しいです。同じ柑橘を合わせるものでもよくあるラドラ―と違って甘みはないので量が飲めるというのも高く評価したいところ。「ネオとりあえずビール」のバージョン2、是非一度お試しください。

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