読書会の選書が辛くも楽しい
先日ご案内した通り、4月21日にクラフトビール文献読書会を行います。初回でどうなるかまだ何も分からないにもかかわらず、有り難いことに何人もの方から参加申込を頂いております。皆様、ありがとうございます。お礼申し上げます。
参加申込みをしてくださった方に個別に「どんな本を皆で読んでみたいか、書名が特に挙げられない場合はトピックだけでも構いませんので挙げて下さい」と質問してみたのですが、各人結構興味関心が違うのです。ざっと挙げてみるとこんな感じです。
ホップやモルトなどの原料の歴史的発展
造りたいビールと売れるビールの違い
日本的なビアスタイル
ビアスタイルヒストリー
米国のクラフトビール産業、特に経済状況
ノンアル・低アルビール事情ビールの醸造技術
ビールの流通や販路(常温流通処理の有無による違いも含む)
具体的な本としてBAのdraught beer quality manualを挙げてくださった方もいました。うん、これは皆で読みたいよね、確かに。
実際にはもっとたくさんあるのですが、分かりやすいところだけでもこれだけのトピックがありました。クラフトビールという現象がそれだけ多面的である証拠なのですが、選書するとなるとなかなか難しいと言わざるを得ません。いやぁ、どうしようかなぁ・・・色々アイディアが湧いてきたのでなんとかまとめます。
私としては楽しくも辛い状況であり、辛いながらも楽しい。これだけトピックがあるなら長いこと続けていけるだろうという確信が持てたからです。初めの数回は私の意向が強く出るかもしれませんが、皆さんと協力しながら作り上げていきたいと思います。お力添えのほどよろしくお願いいたします。
ということで、第一回目の読書会を4月21日に開催します。あと4、5人は座れると思うのでご都合合えば是非。どんな会なのかはクラフトビール文献読書会とは(詳細版)でご確認くださいませ。参加申込方法もそちらに載せてあります。皆様のご参加お待ちしております!