タップハンター 2018/1/30追記あり

2年ほど前、入れておくと捗るクラフトビール系アプリと題して幾つかスマートフォン向けのクラフトビール系アプリをご紹介しました。ビアスタイルを調べるのに重宝するBJCPとブルワリーやビールの銘柄を調べられるratebeerのものでした。今回は別のアプリをご紹介したいと思います。

taphunter

こちらのアプリはクラフトビールファンにはとても嬉しい機能が満載です。たとえば、GPSによって現在位置を割り出して近辺の登録されたお店を自動で検索出来ます。また、お店のページではリアルタイムのタップ情報がアップロードされていて、今どこで何がケグで繋がっているのかも分かります。

こういう情報が網羅された仕組みは私どもの知る限りありませんでした。yahooやgoogleなどの検索エンジンで調べると大抵飲食店レビューサイトが上位に来ていますが、そこでは今現在の情報は全くと言って良いほど得られません。ビアバー、ビアパブのブログやfacebookページ、twitterのアカウントなどを個別にフォローしていないと正確な情報が取れず、出張で地方に行った場合など苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか。オンライン上に色々なお店の情報が集約されているのは高い利便性があると思いますし、それが1つのアプリケーションで出来るのは一人の飲み手として嬉しいです。

タップハンターを使うことでお店にとってもメリットはたくさんあります。先程挙げた位置情報やオンラインメニューだけでなく、使用したビールのインベントリー(いわゆる棚卸し作業)も一気に簡略化されます。他にも有料版では店内のサイネージに情報を出力することも出来るそうです。興味のある方は見てみてください。

とはいえ、アメリカ発のものでインターフェースは基本的に英語、そして日本の情報がまだ全然登録されていません。2020年のオリンピックまでにデータをしっかり蓄積しておかないと機会ロスになると思うので、こういうサービスには是非注目して下さい。

 

2018/1/30追記
似た機能のあるアプリをもう1つ。Untappdというクラフトビール特化型SNSアプリです。飲んだビールの名前を入力するとそれが表示され、チェックインすると感想を書き込んだり写真をアップすることが出来ます。嬉しいことに、瓶や缶についているバーコードを読み取る機能があり、商品名が分からなくても使えるのです!もちろんお友達機能も搭載されていますから、仲間と情報交換するために使っている人も多いようです。個人的には飲んだビールのリマインダーとして使っていたのですが、近隣のパブの情報も調べられますし、お店が入力していればリアルタイムのタップ情報も得られます。こちらも英語ベースのものですが、入れておくべきアプリの1つだと思います。是非チェックしてみてください。