
2025年の第1回読書会で読んだもの 振り返りと次回開催について
1月27日に本年第1回目のクラフトビール文献読書会を開催しました。今年から2部制とし、2時間の枠を2つ設けて議論しますが、初回の1コマ目は前年度の振り返りや今年の運営方針に関するお話をしました。オンライン版も行いますが、リアルの方は前年度と大きく変わることはありません。追加次項としてはwikipediaプロジェクトと合同書評集の作成です。これらの詳細については別途ご確認ください。
第2部では「ビール風味のビール」に関する文章を読みました。クラフトビールが進化し浸透していくにつれて、ビールに関する認識はその立脚するところからの距離で大分印象が異なります。それがすでにアメリカで起きていそうだと考え、以下2つを取り上げて議論しました。
上記の内容については個別に読んで頂くとして、醸造家の意識も世代によっても変わりそうです。また、選択肢の多い現代において消費者の、クラフトビールではなく、ビールというものに関する認識もかなり幅がありそうです。
まだビール風味のビールなんて飲んでるの?(ぷぷっ
というスタンスの方もいらっしゃる一方で、大手・中小の区別をせず、更にはインポート品も一緒くたにしてビールと考える方もいます。こうした認識の違いで行動が変わると思うので、このあたりを深く観察して分析していくことは重要だと考えます。日本においても事業者・消費者がそれぞれどう考えているのかを検討してみたくなります。
さて、次回読書会についてですが、一点ご報告がございます。参加してくださった方々と相談し、北千住の会議室を飛び出して下記のイベントに参加しようと思います。
おそらく日本で唯一であろう、カスクコンディションエールばかりを集めたイベントです。これに合わせてイベント参加前に両国駅の近くに会議室でカスク自体のこと、リアルエールのことなどを文献を読み合わせて勉強し、イベントで答え合わせをしようと思います。
イギリスのパブ文化を2時間で知ることは到底不可能なのですが、CAMRAが出版している本を手に入れたので、こちらを参考に色々と読んでみたいと思います。お時間ございましたら是非ご参加ください。お申し込みは最下部のフォームからお願いします。
また、3月、4月の予定が決まりました。3月29日、4月19日に東京・北千住で行います。各日14時から18時まで、2時間2コマを予定しております。内容については追ってご案内申し上げますので今しばらくお待ちくださいませ。
取り急ぎスケジュールのみお知らせ致します。