年末までの催事と最近考えていること

今月はおもしろ同人誌バザールと文学フリマに参加し、今週末の日曜日はコミティアに出ます。新しいものは特に無いのですが、委託していたものが返ってくればこれまで出品していなかったものもご用意出来るかもしれません。そのあたりについては確定次第この場でまたご連絡差し上げます。

Comitia142(コミティア)
日程:2022年11月27日(日)11:00~15:00
場所:東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール
会場公式HP
一般参加者には入場時、もしくは事前にカタログ「ティアズマガジン」(当日会場価格1,500円/書店前売価格1,300円(税込))の購入をお願いします。
一般参加者は1人1冊、カタログの購入が必須となります。※3才以下の参加者は入場無料(リストバンド不要)です。ただし、入場から退場まで、保護者の方が常に付き添うことが条件となります。

次に12月。12月は3回イベントに参加する方向で調整中です。年末の12月30日に毎回参加しているおもしろ同人誌バザール大崎はコミックマーケットの裏で開催される情報・評論系のものばかり集まるイベントです。ブースの場所は当日確定するのでTwitterなど各種SNSで当日ご案内差し上げます。これに合わせて新刊も出したいと思っております。

おもしろ同人誌バザール​大崎12 コミケ(C101)1日目連動
開催日時 2022年12月30日(金)12:00~17:00ごろ
場所 JR・りんかい線「大崎」駅 南口改札前自由通路​「夢さん橋」

12月31日はコミックマーケット(いわゆる冬コミ)です。私どもCRAFT DRINKSは東地区 ”ピ” ブロック39bに配置されました。初めてお誕生日席になりました。申込時の構想、興味・関心が現在変わってきているので内容はまた別のものになりそうですが、何卒ご容赦くださいませ。

別件で1件未確定の催事がありますが、そちらも確定次第こちらで発表します。

さて、最近イベントにたくさん出ているわけですが、それもこれも外に出て誰かと話をしたいからなのです。結構切実な問題が私の中にあって、出られるものについては片っ端から出ようと思い、たくさんエントリーしました。ここ最近私が考えていることをちょっと書いてみたいと思います。

新型コロナウイルスの蔓延でパブが閉まった時期がありました。外で飲むことがなんとなく憚られる空気が広がり、自宅で飲むことが増えてそれは今も続いています。以前は外で飲むことが多かったので当初「家飲みも悪くないね」くらいに思っていたのですが、時は流れ、段々と違和感を持つようになってきたのです。

アルコールを摂取して酔うことが目的ではなくて、飲んで楽しむことが最も重要なことです。この点は家でも確かに達成されている。けれども、どこか寂しいのです。何かが足りない。思うに、それはきっと乾杯を通じた時間・空間、そして体験の共有によって生じる何かが決定的に欠けているからでしょう。誰かと会うこと、誰かと乾杯することは人間にとってすごく重要なことなんじゃないかと改めて思うようになりました。

SNSが普及し、テキストベースのチャットやメールのやりとり、投稿に対するレスポンスを通じてコミュニケーションが成立しています。コロナ対策としてもリアルからデジタルへ、対面から非対面へと移行することは合理的で、この流れは不可避であろうと思う反面、移行するにあたって一つ残らず全ての要素を移し替えることは出来なかったとも感じます。上手に言葉にすることは出来ませんが、やはり即時性や一回性、空気の流れや場の匂い、温度や質感などに強い意味があったのではないだろうか。

Zoom会議を筆頭に合意形成を図るための話し合いは比較的論理的かつ合理的に進めることが出来、オンラインで代替出来ます。以前よりも有意義な時間の使い方が出来るようになったとすら思います。一方、特に落としどころがあるわけでもなく、ただただ無目的におしゃべりをするようなことはこの時代忌避されつつあるのかもしれない。社交のための社交、無駄の有用性みたいな部分がお酒にはあって、その欠落に気が付いた時、私はとても不安になるわけです。だからこそ、先日参加したビール祭りの場でやっぱりリアルっていいなと再確認しました。そして、これまでの反動か、昔よりも強い意味を持っているように感じられたのでした。

家飲みをして感じたこと、それは後々になって効いてくる遅効性のもので、後日文章として何しらの形になり、私を外に連れて行ってくれるのかもしれません。人それぞれ形式は違うかもしれないけれど、モノを通じて繋がるってそういう面もあるのかもしれませんよね。そして、私はその延長として色んな方と色んなことをおしゃべりしたいと思うのです。我ながらガツガツしていて暑苦しい感じもするけれど、、、まぁ、そこは大目に見て頂けたら幸いです。