キーケグを本格採用した国産クラフトブルワリー第一号 秩父麦酒
苦節数年、遂にここまでシーンは変わってきました。本当に涙が出るほど嬉しいです。
タイトルの通り、国産クラフトビールにキーケグを本格的に採用するブルワリーが現れました。シードルやワインではすでにあったのですが、ビールでは初めてです。その能力などを高く評価して頂き、本当に嬉しい。
現在キーケグを使っているのは埼玉県秩父にある秩父麦酒さんです。「秩父麦酒」は屋号で、会社の名前は合同会社Bear Meet Beer。ヘッドブルワーの丹さんは気は優しくて力持ち、本当にクマさんみたい(笑)
そんな丹さんとは長い付き合いですが、醸造所開業してからキーケグ導入についてお話を頂いておりました。現在、市外や遠方へのケグの外販にキーケグをお使いになっております。まだ全量キーケグには切り替わっていませんが、今後それも視野に入っているそうです。
物流費という記事でも書きましたが、近年配送にかかる費用が異常に高騰しております。ステンレスのケグでは返却しなくてはなりませんので往復の送料がかかります。品質を落とさずなるべく安く遠方に届ける為にはキーケグというワンウェイケグを使用することは非常に有効なソリューションであるとCRAFT DRINKSは考えます。また、キーケグではケグの洗浄作業も不要ですし、長期熟成させたいお酒もキーケグであれば楽ですね。少ない人数でより効率的に醸造・販売を行っていくにはこういう形で工夫していくのも大事だと思います。
まほろバルさんで秩父麦酒さんのキーケグの写真がinstagramにアップされていましたのでご紹介致します。
CRAFT DRINKSはキーケグがクラフトビール産業の労働負荷削減にも寄与すると考えており、秩父麦酒さんをこれからも最大限サポートして参りたいと思います。丹さん、これからも一緒に頑張りましょう!
【秩父麦酒】
住所 〒369-1503 埼玉県秩父市下吉田3786-1
ご興味のある飲食店の方は下記までご連絡くださいませ。
kumasan0130@clear.ocn.ne.jp