ビアパブ稼働率向上の秘密兵器になるか?2017/7/22追記あり

サードウェーブコーヒーという言葉を聞くようになって久しく、シングルオリジンでコールドブリューなどなどコーヒーにおいても色々な選択肢が増えてきました。そんな中、コーヒーチェーン大手が窒素ガスによってサービングするコールドブリューコーヒーを相次いで導入しています。

スターバックス リザーブ® ナイトロ コールドブリュー コーヒー

スターバックスのものは今のところ店舗限定のようですが、UCCはサーバーとセットで導入を勧めていてFCでも展開可能であるようです。シロップやジュースと合わせたミックスドリンクのレシピも開発し、一緒に提供しています。

UCC ICED BREWED COFFEE SERVER

大手がこのような提案をしてくるということは今後このスタイルが定着してくるのではないかと想像させます。全国で楽しめる日もそう遠くないのかもしれません。

よくよく考えてみると、ビアバー、ビアパブではもうすでに設備は整っています。自身でコールドブリューコーヒーを作って提供してみては如何でしょうか?ランチタイムやカフェタイムなどのビールがなかなか出ない時間帯でもビアパブらしい提供が出来ますし、それによってお店の稼働率が上がるかもしれません。ビアパブ稼働率向上の秘密兵器になってくれるのではないか、個人的にはそう期待しているアイテムです。

ナイトロによるドラフトコールドブリューコーヒーの製造・提供に関して短くまとまった動画があったのでご紹介します。必要なのは寸胴とコーネリアスケグ、ディスコネクト・ホース類。ナイトロ専用フォーセットがあればなお良いようです。もちろん窒素のガスボンベもお忘れなく。

サミュエルアダムスから窒素ガスシリーズ登場などでも書きましたが、窒素ガスを使うことでテクスチャーが大きく変わります。レフトハンドのビールを例に挙げるまでもありませんが、その成功例は世界に数多あります。窒素やテクスチャーは研究しがいのあるテーマだと思いますし、お店独自の表現方法として有効なものでしょう。

クラフトビールはクロスオーバーな存在で、コーヒーとも色々な点で繋がってきますね。本当に面白い。

2017/7/22追記
調査したところ、McCafé by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)六本木ヒルズ店のみですが、あのマクドナルドも窒素を使ったコールドブリューコーヒーを提供しておりました。マックカフェ バイ バリスタは単価の高い高級路線の業態で、全国に約90店舗展開。六本木の反応が良ければ全国に広がる??この手法はやはり注目すべきなのだと確信しました。

サーバーで注ぐ新感覚コーヒーが六本木のマクドナルド限定で登場

 

ちなみに、ヘリウムを使うとこうなるそうですよ、バカですねぇ(笑)