IPAカスクフィニッシュウイスキー登場!!

Sep 2, 2016

スコットランドのシングルモルトウイスキー、グレンフィディックから非常に興味深いウイスキーが登場します。その名もGLENFIDDICH IPA EXPERIMENT。CRAFT DRINKSがずっと言い続けてきた「クラフトビールはクロスオーバーだ」を体現するようなものに仕上がっています。

グレンフィディックではスタンダードの12年をはじめ、様々なウイスキーが発売されています。非常に人気の高いブランドですが、THE EXPERIMENTAL SERIESとして新たなアプローチのものが2つ発売されます。一つはPROJECT XX。通常マスターブレンダー一人が責任者としてウイスキーをブレンドしますが、今回のシリーズでは20名のエキスパートを招集してブレンド。予想もしなかった仕上がりになっているそうです。

もう一つが本題のもの。蒸留所のある地域にも多数のクラフトブルワリーがありますが、その一つのSpeyside Craft Breweryと協力して新たなアプローチのカスクフィニッシュウイスキーを作り上げました。何とIPAを寝かせるのに使った樽でウイスキーを熟成させたのです。

製法は以下の通り。左上から見て下さい。

順に見ていきましょう。
①IPAを仕込む
②ドライホッピングして仕上げたら、グレンフィディックの熟成に使用したアメリカンオークの樽に移す。
③樽を貨物コンテナで4週間静置。
④ビールは払い出し、空になった樽はダフタウンという街に持っていく。
⑤グレンフィディックのウイスキーをIPA樽に詰めて12週間熟成。
⑥出来上がり!

こんな説明もあります。

Our collaborators had a momentous task ahead. First, they had to design and create three separate brews of different strengths – freshly brewed IPA craft beer that could rest in whisky casks, later to be used to finish the Experimental Series variants.
コラボレーションする両者は大きな問題にぶつかりました。まず初めにそれぞれ違った強さのIPAを設計し醸造しなければならなかったのです。ウイスキー樽に入れて寝かせることが出来るフレッシュなIPAでなくてはなりません。そして、EXPERIMENTAL SERIESで後に使用することも見越して。

カスクフィニッシュ用に新たに生み出されたIPAのはずですが、残念ながらリンクが切れていて詳細が今のところ分かりません・・・・残念。

なにはともあれ、非常に興味深い試みです。ウイスキー樽熟成ビールはいくつもありましたが、ビール樽熟成ウイスキーはこれが初めてかもしれません。日本に輸入されたら飲んでみたいです。どんな仕上がりか、楽しみです。

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