醸造を科学するBrewmonitor System(ブルーモニターシステム)

ちょっとご縁があってビール醸造に関する新しいサービスを紹介して頂きました。その名もBrewMonitor System(ブルーモニターシステム)。Precision Fermentation社による世界初のリアルタイム発酵管理モニタリングシステムです。ブルーモニターシステムはタンクにセンサーを取り付け、それから得られたデータをインサイトに加工し、インターネットを通じてご利用のデバイスに365日24時間リアルタイムで送信してくれます。品質向上、トラブル回避に大いに役立ってくれそうです。

公式情報を翻訳して詳しくご紹介しましょう。

発酵の状態を常に把握し、問題を未然に防ぐことでビールの品質管理を効率化する

ブルーモニターシステムはリアルタイムの発酵モニタリングおよび分析ソリューションです。醸造家が発酵プロセスを制御出来るようにすることで品質および収益性の向上を目的として構築されています。ブルーモニターシステムを使えばタンクから発酵に関するデータをリアルタイムで収集し、365日24時間ストリーミングしてPC、タブレット、スマートフォンで状況を把握出来ます。

ブルーモニターシステムは酵母の活性評価と品質管理分析を劇的に簡素化する生産性向上ツール。マウスを数回クリックするだけ、スマートフォンを数回タップするだけで発酵タンクのデータが実用的なインサイトに変わります。そのことでチーム全体で作業方針を共有することが容易になり、発酵に関するトラブルを未然に防ぎ、作業量、経済的コストの削減にも大いに役立ちます。

トータルな可視性。いつでも、どんなデバイスでも

ブルーモニターシステムのセンサハブは簡単に取り付けられ、洗浄も楽。重要なデータをウェブ対応の各種デバイスにライブストリーミングします。

品質管理プロセスの簡素化

生産上の意思決定に最も重要な情報を以下2つの形で即座に入手できます。
– “Batch-to-Batch Quality Analysis”(バッチ間品質分析)は醸造における条件の記録として一貫性を確保し、作業品質を向上させるのに役立ちます。
– “Yeast Vaitality Trends”(イーストバイタリティトレンド)は酵母活性の評価を短時間で行い、よりタイムリーな酵母再添加や発酵停止の防止など、時間とコストの削減を実現します。

重要な測定値を24時間いつでもすぐに見ることができる

溶残酸素、pH、液温、室温、導電率、比重、圧力が確認可能。

実用的な洞察 – 簡単に比較、分析、解決できる

– 1つのダッシュボードで複数の場所からすべてのアクティブな発酵を表示可能
– 発酵ごとにユーザーが数値を設定可能で、問題があった場合はアラートをEメールやショートメールで自動送信
– 品質管理プロセスを拡張し、結果を改善
– 継続的なサンプリングにより、発酵の開始から終了までをグラフィクで表示
– 従来の「スナップショット」サンプリングを飛躍的に多くのデータに置き換えます。マウスを数回クリックするだけで酵母の状態をチェック可能
– 一貫性を保つためにバッチを簡単にベンチマークして比較
– 手動測定値を自動測定値と一緒に入力して保存することですべてのデータソースを一元化して保存し、完全に分析することができます

技術仕様/要件

☆ブルーモニターセンサーハブ
電源:90~265VAC、0.7A、50/60HZ
フィルター:ロープロファイルの外部フィルター
寸法:幅10インチ×高さ13インチ×奥行き8インチ
重量:14ポンド
スマートクリーンソフトウェアによるクリーニングプロセス。
付属のアダプターと認可された化学物質を使用

☆ブルーモニターシステム
インターネット接続。ブロードバンド推奨(必須ではありません
WiFi。オープンネットワークまたはパスワードのみでアクセス可能なネットワークが必要
ウェブブラウザ HTML 5に対応し、JavaScriptが使用できるもの

気になる方は・・・

モニターも募集中とのことなので、ご興味のあるブルワリーの方は下記から問い合わせてみてください。

Visit Precision Fermentation’s website to sign up for a BrewMonitor demo