夏はスイカ!スイカのビール!!

夏、真っ盛り。子どもたちもそろそろ夏休み。海水浴に出かけたりもするでしょう。砂浜にお父さんを埋めてみたり、浮き輪で浮かんでみたり。真っ黒に日焼けしてキャッキャウフフするんだろうなぁ・・・

夏、海ときたら、スイカ割り。スイカは夏の風物詩ですよね、やっぱり。普段あまり食べないけれど、夏になると何だか欲しくなるのです。塩をパラっとかけてかぶりつくのもまた乙なものです。

子供向けにはカットしたもので充分ですが、大人向けにはこんなものはどうでしょうか?

アメリカ・オレゴン州のフルセイルブルーイングから夏の限定品としてスイカのビールがリリースされました。その名も”Session Watermelon Wheat”(セッションウォーターメロンウィート)。アメリカンウィートエールをベースにスイカのピューレをたっぷり使ったもので、びっくりするくらいスイカの味!でも、最後にちゃんとモルティなニュアンスがあってビールとして成立しているのだなと感じます。5.4%と濃くない小麦のビールなのでどなたにも楽しんで頂けると思います。とにかくしっかり冷やしてお召し上がりください。

スイカなので、写真のマルガリータのようにグラスのふちに塩を付けてこのセッションウォーターメロンウィートを飲んでみたのですが、正に砂浜で食べたあの味!予想通り、いや、予想以上に合います。チョコレートをかじりながら飲めば「スイカバー」の味わいに大分近づくと思います。鮎の塩焼きも合うかも。うーん、色々とペアリングの構想が広がります。そのままでも、何かを合わせても面白いので是非セッションウォーターメロンウィートをお試しくださいませ。CRAFT DRINKS SHOPで現在数量限定で発売中です。

・・・さてさて、これで終わってしまうと「なーんだ、結局宣伝じゃん」と言われてしまいますが、ここで終わらないのがCRAFT DRINKS。もう少しだけお付き合いください。

秋のハロウィーンに合わせてパンプキンビールが季節の風物詩として定着してきており、実際に試したことのある方も多いのではないでしょうか。秋はパンプキンですが、夏はウォーターメロン、なんですよね、アメリカでも。夏の風物詩の一つとしてこの果物を使ったビールが多くのブルワリーから「夏のリフレッシュドリンク」としてリリースされています。たとえば、日本には輸入されていないようですが、アメリカのクラフト大手21th amendmentからHell or High watermelonという小麦を使用したビールがシーズナル商品として発売されています。

ウォーターメロンの風味は小麦やライトなサワーエールに合わせることが多いようです。Anderson ValleyやARIZONA WILDERNESSからはゴーゼが出ています。ホッピーなスタイルではBallast PointのWatermelon DoradoというDIPAもあります。

競合するブルワリーが多くなった今、ベーシックなスタイルを上手に醸すだけではなかなか存在感を示すことは出来ません。また、クラフトビールが市民権を得てきたおかげでツイストのあるフルフレーバーのビールの人気が高まっています。特にフルーツを使ったものはかなり多いです。ベリー入りのベルリナーヴァイセやトロピカルフルーツ入りのIPAなど多数リリースされていて枚挙に暇がありません。ウォーターメロンはこのような流れの中で夏らしいフルーツとして一つ注目すべきものだと思います。ウォーターメロンビール、是非覚えておいてどこかで試してみてください。

ちなみに、こういうのもアリ!と思った方は今度機会があれば”Cucumber Beer”(キューカンバービール、きゅうりのビール)もお試しください。一部では夏のリフレッシュドリンクとしてちょっと注目されていますよ。

Trend Alert: Cucumber Beers Are a Refreshing Summer Sipper

たとえば、10 barrelのcucumber crushなどなど。

Hells yeah brother #cucumbercrush #10barrelbrewing #bend #oregon

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ちなみにCRAFT DRINKSは幾つか試しましたが、微妙でした・・・日本とアメリカの文化、価値観の違いを感じることが出来るかも!?