GINfest. Tokyoに行ってきました
毎週末クラフトビールの大型イベントが行われていてシーズン真っ只中ですが、CRAFT DRINKSはビールだけではなく美味しいお酒なら何でも興味があります。クラフトジンもその一つで、今回東京・天王洲アイルで開催されたGINfest. Tokyoに行きました。
あいにくの雨模様でしたが、会場内は多くの人で賑わい熱気ムンムン。注目度の高さが伺えます。一階が国産ブースで、地下がインポート。まずは地下から攻め、地上に戻りました。以下、順不同に。
フィンランド・キュロ コスクエ(バレルエイジ) いきなり大分美味しいの飲んでしまいました(笑)
アメリカ・ニューヨーク州のりんごを使ったジン。りんごの風味がフィニッシュにちゃんとします。加水すると更にりんごっぽさが増す面白いジン。
イタリアのワイナリーが作るジン。他とは全く違うアプローチ。特にジンベースのベリーリュキュールは面白い。
イタリアのマルフィ。リモンチェッロ風味のジン。甘みもしっかりあってちゃんと水伸びしそう。
スコットランド・オークニー島のジン。57°のストロングバージョンの方がドライで好み。
ドーノッホのジン。ウイスキー蒸留所らしく、モルトのニューポット感。
ボルスのジュネヴァがこんなにおしゃれになっていたなんて知らなかった!穀物感満載の重めのフレーバー。これはこれでアリ。
信濃屋さんブースにてフェルディナンズ。今回一番美味しかったジン。聞くところによると、リースリングのシュペトレーゼを加えて度数調整しているらしい。だから甘みがきれいなのですね。随分贅沢なことをしていますねぇ。
写真を取り忘れているものも含めて40種くらいは試飲したと思いますが、ジンも色々なものが出てきていて面白いですね。ボタニカルの使い方でこんなにも面白いことが出来るとは。いやぁ、勉強になりました。
とはいえ、帰り道ふと思うのです。
「これらクラフトジンはいつどこでどうやって飲むべきお酒なのだろう?」
クラフトジンの面白さを日常に落とし込んでいくには文脈の強度が足りないし、まだ時間がかかりそうな気がします。少なくとも私には。