Foodex Japan 2017に行って参りました③

Foodex Japn 2017に行って参りました。初日の口開けから会場をくまなく周り非常に疲れましたが、収穫もたくさんあったように思います。CRAFT DRINKSはクラフトビールはもちろんですが、ハードリカーであっても美味しければ全てを愛しています。世界の流れと日本の立ち位置、そして自分の今いる場所をお酒を通して改めて感じる一日になったのでした。

それでは昨日に引き続き、Foodex Japan 2017レポートを。

フィンランドブースにて。終了間際で完全に撤収する気満々のスタッフ。そんなタイミングでブースにお邪魔してしまった。カップに注がず一本そのまま渡されて放置されるが、これもまたフーデックスらしい。日本未入荷エナジードリンクをお土産にもらう。
 

オーストラリアのシードル。

アメリカブースにて。バーボンの空樽の再利用に目をつけた方が色々とバレルエイジさせた製品を作っているそうで。ウッドフォードリザーブの樽に漬け込んだチェリー。ビターズいろいろ。写真は無いですが、空樽を桶に見立てて醤油とテリヤキソースも仕込んでいるそうです。

お酒ではありませんが、オーガニックジンジャーエールなど清涼飲料もチェック。

イタリアのクラフトビール。特にコメントなし。

今回、圧倒的な大差をつけてbest of foodex堂々の1位。アマローネのグラッパ。これを試すことが出来ただけで行く価値があった。その会社のアマレットも相当うまい。昔のラッツァローニを想起させるような、必要十分を満たしながらもクリーンさがある。

ベルギービール三昧。以前から注目していたシントジョセフを試すことが出来ました。ダブルが美味。
同じ醸造所だが別ブランドがあり、そのフルーツビールが伏兵だった。クリーケンだけがとにかく攻めている。Mステにミッシャルガンエレファントが出演した時のような「違和感が止まらないのにどうにもこうにも嬉しくなる感じ」に似ている、と同行者と意見が一致する。

ブラッセルズさんにご挨拶し、グリセットのグルテンフリーを初めて試飲。

ブラッスリー リオン。2種だけ作っているが、どちらもシャンパンイーストにて発酵させる。キャッチーさもありつつ、狙いは明確。ブランディングも明確な方向性があり、しっかりしている。個人的な好みは置いておいて、こういうものが「今売れるお酒」なのだと思う。

今はもうエコシンヌとは言わないのね。どれも本当に上手に作られている。