American Craft Beer Experienceに参加してきました

先日、来週末までに肝臓を整えておこうという投稿でご紹介した通り、アメリカのクラフトビールが一挙に集まる”American Craft Beer Experience”というイベントが11月19、20日に行われ、私もそれに参加してきました。

朝10時、すでに会場のある浜松町に来ておりました。実はBA本体の方もいらっしゃっていてセミナーが一般オープン前の時間から開催されたのです。加えてテクニカルな関係者向けセミナーも4つ開催され、なかなか聞けるお話ではないので全部に出席しました。ブルワーさんに直接お目にかかることが出来たのも有り難い。4時間以上たっぷりとお話を伺う事ができ、非常に為になりました。トピックは以下。

サワーエールについて
樽、バレルエイジについて
最新の醸造設備と技術について
アメリカ、特にワシントン州のビールの歴史等について

セミナーとセミナーの間は10〜15分しかなかったのですが、全コマ出席予定の私はその短い時間にテイスティングも。日本に輸入元がついていない銘柄も出品されていて、それらを中心に試しました。Hardy woodとUintaのものをそれぞれ3つずつ。

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写真を撮り忘れましたが、100%小麦のバーレーワインや樽熟成ビールも数種類試しました。Nebraskaのtart apricot saisonとresponsiblyはかなり良かったと思います。あぁ、スニフターを持ってくればよかったと後悔。

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セミナー終了後、多くの人で賑わう会場をビール片手にプラプラしていました。楽しそうに飲んでいる姿がそこかしこにあって、何だかとても嬉しくなるのです。テクニカルセミナーで難しい話もたくさん聞いたし、ウンウン唸りながらテイスティングしているマニアの人もたくさんいるけれど、それはそれで。ただ単純に美味しいねと言いながら仲間と交わすビールが最高なのかもしれない。基本的なことなのだけれど、忘れちゃいけない大事なこと。偏りがちな自分を軌道修正するためにも、こういう空気は吸っておかないと。また来年も必ず来よう。