「クラフトビールの論点」独占しております

手前味噌で大変強恐縮ですが、googleで「クラフトビールの論点」と検索すると1ページ目が当ブログの投稿ばかりになっていました。「クラフトビール 論点」とスペースを開けると更に増えて1ページ目独占状態です。有り難いことです。また、醸造家の方や飲食店のプロの方にもご拝読頂いていると漏れ聞いており、非常に嬉しいです。感謝申し上げます。

さて、クラフトビールが世界的に盛り上がりを見せているのは間違いありませんが、ここ日本は世界の国々と文化的、環境的な違いがあります。日本独特の問題があったり、法律や制度上の問題などが盛り上がりとともに少しずつ顕在化しているように感じられてきました。このブログではそういう点も少しずつ取り上げ、より素敵なビールライフにしていけるようにするためにはどうしたら良いか皆様と一緒に考えていきたいと思っております。

一番大事なのは「ビールが美味しいこと」、そして「ビールを飲んでいて楽しいこと」です。私は「定義が・・・」とか、「流行が・・・」というようなことをそれほど重要視してはいません。けれども、日本らしいビールの新しいあり方を思うにあたって、たとえば定義や流行など、海外の先行事例を分析してみるのは有用だと考えています。そういうスタンスです。

たとえばです。アメリカの人口は日本の約三倍です。アメリカには現在4000を超える醸造所があります。単純に考えれば日本に1300軒の醸造所が稼働していてもおかしくはありません。しかし、実際は200軒ほどです。現在の日本の状況がブームだとしたら、ちっちゃいブームだなぁ。なぜアメリカは出来たのだろう?日本で1300軒は不可能なのだろうか?などと私は大真面目に考えます。こういう論点を少しずつ積み上げることでいつか何かが変わると信じているのです。

めんどくさくて暑苦しいことをこれからも書き連ねて参りますが、お付き合いくださいませ。