wikipediaのIPAに追記しました

主催する読書会の活動の一環でビール、コミュニティ、公共性」とその先というお話をしました。消費者間の互助的関係の構築と実践によってクラフトビールシーンは豊かになるのではないかという私からの提案です。内側に閉じこもるのではなく、ちょっと外側にも開いた公共性のある活動をしたいと考え、手始めに広く開かれた公共空間であるwikipediaに「ヘイジーIPA」の項目を作りました

この活動をしていく中で大本のIPAをアップデートしないといけないという議論になり、今回私たちのグループで起草した内容をIPAにも追記しました。一切触れられていなかったアメリカンIPAについてです。これで十分だとは思っているわけではなく、こちらを叩き台に議論をし、不足分を補ったり、間違いを訂正するなどしてより良いものにしたいと考えています。是非加筆修正お願いします。

以下、ちょっとだけ宣伝です。

私どもではクラフトビール文献読書会という勉強会を行っています。このク会は本年12月で第1期を終了とし、来年1月から第2期として再スタートします。会の運営ルールに変更は無く、これまで通り無料です。どなたもご参加頂けます。会のルールはこちらにまとまっているのでご確認ください

また、リアルな読書会とは別にオンラインの会も始めます。そちらについては別途noteに載せるのでここではリアルな会についてのみ記します。

第2期の第1回は1月25日に行います。以下内容についてご確認くださいませ。

2部制で各回参加自由です

15時〜、16時〜の2部制で、それぞれ内容が異なりますのでご注意ください。

第1部は前期の総括と第2期の運営方法等に関する説明会です

第2期として仕切り直すので。初めて参加される方もいらっしゃると思います。その方たちに向けて、当会がどんな方針でどんな活動をしてきたのかをお伝えし、第2期でどういうことをしようと考えてるかをご説明します。
会報誌をご覧頂いた方には説明不要かと思いますので、会の方針や内容については割愛します。第1部で重要なトピックはwikipediaプロジェクトと合同書評集製作についてです。

wikipediaプロジェクトについては冒頭に述べた通りです。

合同書評集の製作は全く強制ではなく、ご興味のある方は…という程度のもので、主催である私からの軽いご提案です。せっかくインプットをしているのですからアウトプットもしてみませんか?というお誘いだとお考え下さい。すでに「ビール片手に僕はこんな本を読んだ」というシリーズが始動しており、そこに寄稿して一緒に本を作れたら嬉しいです。こちらは「ビールに関する本、ビールを考えるのに役立った本の書評集」で、年に2回、夏と冬のコミックマーケットに合わせて出したいと考えています。

寄稿の要件は至ってシンプルです。当会への参加経験を前提に「ペンネーム、取り上げた本の書名、本文2000〜4000字」とし、参加費は1000〜2000円程度を想定しています。印刷後、出来上がった本が数冊届きます。発表後に何かしらの形で寄稿者の集いも出来たら、と考えています。是非ご参加ください。

第2部は「事前に読まずにその場で読んで議論をする」会です

主催者が用意した短めの文章をその場で読み、発表・議論をします。クラフトビール文献読書会とは(詳細版)で示した通り、うまく考えをまとめられなかったら一旦パスしてしても構いません。他の方の意見を聞いてから後で必ず発表してください。
今回はビールらしさとクラフトビールに関する文章を読みたいと思います。クラフトビールは過剰さとその反動の間を行きつ戻りつしながら進行していますが、いつしか随分遠くまで来てしまったようです。「ビールと言えばビールだけれど、ビールではないと言われればそうかもしれない…」としか思えないビールも現れています。そこで考えてみたいのは「ビールらしい」ということはどういうことかについてです。結構大事なことのはずなのに案外議論されていないことだと思うのでこのトピックを取り上げてみたいと思います。

ということで、こんな感じで第2期の第1回目を行います。初めての方もお気軽にどうぞ。お申し込みは下記のクラフトビール文献読書会参加申し込みフォームからどうぞ。会のルールや申込み方法はnoteにまとめてあるのでそちらをご確認ください。皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。