8月13日、コミックマーケットに新刊「お金で買えるビール 買えないビール」を持参して参加致します

ギリギリのご案内となってしまいましたが、なんとか脱稿しご報告出来るようになりました。今回最大のスランプに陥っており、何度も書いては消し、遅々として進みませんでした。ほんの数時間前まで本当に書いておりまして、イベントに当選したにも関わらず新刊を落としてしまうのではないかという不安一杯でした。出たくても出られなかった方々が多数いらっしゃいますから、ここは何が何でもと振り絞り、どうにかこうにか脱稿した今腑抜けのようになっております。綱渡りにも程がありますよね、印刷屋さんには無理を言ってしまいました・・・本当にごめんなさい。

今回のタイトルは「お金で買えるビール 買えないビール」です。クラフトビール発祥の国アメリカでは50州全てホームブルー(自家醸造)が合法で、数万人の会員を擁するホームブルワーの団体もあります。元ホームブルワーのプロ醸造家も多く、クラフトビールシーンの基礎を成していると言っても過言ではありません。一方、日本においては酒税法に定められている通り、免許無くアルコール度数1%以上のものを作ることは違法です。この違いは非常に大きな差を生むと私は考えています。そのビールの性質は商品と作品、消費と鑑賞という違いで説明できる面も多いでしょう。今回こういった点について考えてみたのでした。なお、4年ほど前、日本におけるホームブルー解禁についてと題して文章も書きました。こちらも参考がてらお目通し頂ければ幸いです。

コミックマーケット参加に合わせてBASEの本屋の在庫は引き上げました。イベント終了後、再度アップ致します。また、今回のイベントに合わせて過去人気のあった下記2点を改めて印刷しました。よろしければご覧くださいませ。

飲んでいないクラフトビールについて堂々と語る方法
クラフトビールを仕事にしたいと思った時の業界俯瞰図

台風の接近で天候が読めませんので対策をしっかりなさってご来場くださいませ。私どもは2日目の13日日曜日、東地区マ13bに配置されております。皆様にお目にかかるのを楽しみにしております。