樽生のクラフトビールが全然インスタ映えしない問題

仕事なのか、趣味なのかよく分からなくなっているのですが、ビアパブには結構行きます。お店に行ったのだから家では楽しめない樽生ビールを頼むわけなのですが、以前からそのことでどうにかならんかなぁと思っていることがあります。

映えないのですよ、樽生のクラフトビールって

これは飲食店だけでなくビール祭りでもそうなのですが、グラスも大体同じだし液体の色の違いくらいしか画像では伝わってこない。こういう写真だと何がなんだかさっぱりです。instagramとはとても相性が悪い。

 

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Original kolsch by Strange brewing in Niigata. Crisp and drinkable. #strangebrewing #kolsch #craftbeer

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たとえばこの写真はビール祭りで飲んだ志賀高原のIPAなのですが、写真だけでは全く分からない。コメントを読まなければ「うーん、なんだろうね、これ。ビール、ではあると思うけど」くらいの情報量なのです。映えませんねぇ、仕方ないのだけれど。

 

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From the president of #shigakogenbeer Thank you, Mr Sato. two of ipas. Issaikaiku is very interesting.

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ブルワリーは一生懸命ビールを醸し、常に美味しいものを作ろうと試行錯誤しながら頑張っていると思います。しかし、不味くないのはもはや当たり前で、そこから先が勝負の場に移っていると考えています。品質が一定上担保されているという前提に立つのであれば、数多あるブランドの中から選ばれるためにはやはり何か積極的なアプローチが必要でしょう。以前、外飲みで不味かったら瓶や缶は買わないという文章を書きましたが、そこでこう綴っています。

瓶や缶を店頭で手に取ってもらうにはオンプレミスでの「あぁ、この前飲んだあれは美味しかったなぁ」という体験があることによってブーストされます。7割のオフプレミス部分を伸ばすためには3割のオンプレミスで存在感が無くてはならないということなのです。ものすごく簡単にまとめると、「外飲みで美味しいという感動体験が無かったら、スーパーやコンビニで瓶や缶も売れていかないよ」というお話なのでした。

外飲みで美味しかったという感動や経験が生まれたとして、その銘柄、ブランドを飲み手の心に刻み込んでもらうためには「今飲んでいる液体が何であるか」を端的に伝える方法を仕込んでいなくてはならない。パッとみた瞬間、ブランドが伝わるアイコンが欲しいわけです。

となると、やはりベルギーのビールはよく考えられています。ヒューガルデンは独特な形状のグラスで目を引くし、グラスと一緒に専用コースターも出てきます。側面にはばっちりロゴも入っていて視認性抜群。見た目と味わい両方の経験がセットになっているわけです。

 

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Glowing for the afternoon. #Regram 📷: @grubbed #HoegaardenOnHand . . . #Hoegaarden #UnfilteredBeer #InstaBeer #FallVibes #HoegaardenOnHand #GardenParty

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パウエルクワックなんて見たら絶対忘れませんよね。

 

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Boys night out #kwak

Mukana Maku Ruokablogi – Dikki(@dlindertz_mukanamaku)がシェアした投稿 –

SNSの無かった昔は視認性を上げて今飲んでいるものを認知するためにこういうグラスやコースターなどを利用していましたが、21世紀の今はもう少し進んでそれらを担保した上で外食の場で「映える」形のプレゼンテーションにまで持っていかねばならないのではないかと最近思うようになりました。無地のパイントグラスは扱いやすいし補充もしやすくて良いのですが、今の飲み手の無意識的な欲求に応えてはいないように感じるのです。

「映えるドラフトビール」がブランディングのキーワードになる気がしてなりません。