キーケグベースライン、生産終了
飲食店の皆様、大事なお知らせが入りました。キーケグを作るlightweight container社からの発表によると、今年の9月末をもってキーケグベースラインの生産を終了するとのこと。今後はスリムラインに一本化されます。下の写真がキーケグスリムラインです。
中身のソフトであるビールも大事なのですが、容器や設備などのハードウェアもとても重要です。ベースラインからスリムラインに一本化されることで何が変わるかを押さえておきましょう。現在日本国内で主流の20Lサイズを比較してみます。もちろんカプラー(ディスペンサーヘッド)の規格や使い方は全く同じです。
【サイズ】
ベースラインは直径356mm・高さ377mm。スリムラインは直径240mm・高さ572mm。ずんぐりしたものから、背の高い細長になるということです。
実はこの大きさの変更が地味に問題になります。アタッチメントにも多少影響しますが、カプラーを接続して冷蔵庫内に立てて置くと実際には高さ800mmほどの空間が必要です。一般的な国産の業務用コールドテーブル(上面が作業台としても使える、背の低いタイプの冷蔵庫)は大体内寸が高さ630mmほどで、スリムラインは立てたままでは入りません。ベースラインなら問題なかったのですが・・・逆さまにするなら更に高さが必要です。ご注意くださいませ。