家飲み品質向上計画④ グラス拭き編

家飲み品質向上計画と題して、ご自宅で美味しくビールを飲むためにはどうしたら良いかを考えていきたいと思います。仕事柄そういうことを日々考えていて、色々と実験してきました。その結果を皆様にご紹介したいと思います。スポンジ編栓抜き編はリンク先でぜひご覧ください。

第四回目の今日は「グラス拭き編」です。
前回の家飲み品質向上計画③ ウォータースポット紆余曲折編ではウォータースポット(水垢)との戦いを見てきましたが、やはりご家庭では限界があります。個人的な嗜好としてウォータースポットがどうしても気になるので、自然乾燥は諦めて洗ったら拭くようになりました。今回はその拭く作業についてです。

グラスを洗ったら水切りカゴで水を切ります。しばらく置いて水が切れてきたら拭くわけですが、拭く布は吸水性の高いものであれば何でも良いと思います。しかし、経験上注意すべきが幾つかあるように思います。

  • グラス専用のタオルを用意する
    きれいなものを使い、少しでも汚れたらすぐ取り替える
    濡れたらすぐに取り替える
    濡れたタオルは匂いがつきやすいので、確認してから使う

まず、③の紆余曲折編でもお話した通り、油分がついたりしては意味が無いのでグラス専用のタオルや布を用意しましょう。油のついたお皿を拭くものと兼用するのはオススメできません。素敵なクラフトビアライフの為に是非専用のものをご用意下さい。
グラスはふちに口をつけて使うのでたとえば「口紅」やら「リップクリーム」やらが付きます。きれいに洗ったつもりでも若干残っていることもあるでしょう。タオルに何かがついて汚れてしまったら、躊躇なく交換しましょう。汚いもので拭いても汚れがグラスに移るだけです。
濡れてきたらやはり躊躇なく交換しましょう。拭いても拭いても水分が取れないのであればウォータースポットが残ってしまいます。グラスをくるくる回しながら拭くので、水分が残っていると横筋となってウォータースポットが残ります。イイ線まで言っているのに、残念!という感じです。
最後の部分、ここが結構ポイントです。せっかくグラス専用のものを用意しても濡れた状態で置いておくと匂いが発生します。梅雨の時期に部屋干しした時の匂いとでも言いましょうか、水分を含んだ布が嫌な匂いを発するようになるのです。それを使って拭いてしまってはグラスにその匂いが移ってしまい、せっかく洗ったのが台無しです。誰も見ていないでしょうから、拭く前にくんくん匂いチェックはしましょう(笑)

これで「拭く作業」は完璧です。ここからもう一手間。微量のケバケバ取りとガラスの光沢を出すために「仕上げ」作業をします。専用のクロスを一枚用意して、磨いてあげます。グラス磨き用クロス、たとえばトレシーなどを使えば良いでしょう。

ワイングラスメーカーのリーデルからも磨き用クロスが発売されています。

グラス磨き専用のものがあればそれに越したことはありませんが、なくても大丈夫です。要はちゃんとケバケバを取り去り、仕上げが出来れば良いのですから。私の場合は現在、これを使っています。大きくてふんわり柔らかいワッフル生地、それでいて繊維がしっかり長いのでケバケバが出ません。かわいらしい模様がとってもキュート。丈夫で何度洗っても元気なので大のお気に入りです。ちなみにベルギーのサンテンス社製のもの。

ピカピカのグラスは気分が良いものです。しばらくしまっておいたものは曇っていたりするので、使用する際はまた洗うか磨くかしてあげましょう。面倒ではありますが、気持よく飲むためのルーティンとして組み込んでしまうとよろしいかと思います。